スマホのSIM登録方法(その2:SIMと携帯端末)

さて、前回の素朴な疑問からです。
なぜ日本人の多くの方がフィリピン国内キャリアのSIMを利用しないのでしょうか?

実はこちら、利用しないのではなく出来ないと答えた方が正しいかもしれません。
原因はすでにご存知の方も多いと思いますが「SIM Lock」ですね^^;

~ここで、いまさら聞けない用語解説です~

・「SIM Lock」とは・・ある特定のSIMが挿入された時にだけ認識され、正常に動作するようスマホに機能制限を施すこと
・「SIM Lock解除」とは・・特定のSIM以外も使用できるよう、スマホのSIM利用制限(SIM Lock)を解除すること
・「SIMフリー端末」とは・・初めからSIM Lockの機能制限が施されておらず、国内外を問わずあらゆるSIMを使用できるスマホ

日本の携帯電話マーケットはキャリア主導型でメーカーとのつながりも強く、大手キャリアから販売されるスマホのほとんどがSIM Lockされた状態で市場に出回ります。

フィリピン キャリア

本来はないSIM Lockという機能をわざわざ追加装備して制限をかけているのですが、要するにキャリアAから購入したスマホにはキャリアAのSIMしか使えないという非常にありがた迷惑な代物なのです。国内の格安SIMはおろか、海外SIMなんてもってのほかといった具合です。
SIM Lockはもともと計画的かつ安定的に契約利用者を確保し、通信キャリアに投資インセンティブを持たせるためのシステムで国内に限った対応ではなく海外でも行われてきました。いずれにしても、ユーザーである私たちからすると他社に乗り換えないようただ囲い込まれているに過ぎないのが実情です。

しかし時代の変化の中で世界の流れに合わせるように、日本国内でも「SIM Lock解除原則義務化」に向けて動き出します。総務省から大手キャリアに対して2015年からSIMカード利用制限(SIM Lock)の解除が義務化され、対象端末であればユーザーが自由にSIM Lockを解除できるようになったのです!
これにより日本で使用しているスマホを海外に持ち出し、海外SIMを直接差し込んでも音声通話やネットを当たり前に楽しむことが可能になりました。

ということで、Globe/Smartなどの海外SIMで快適にスマホライフを満喫するには、以下①~④のいずれかをご準備ください!

①日本で使用しているスマホを「SIM Lock解除」して持ち込む

SIM Lock解除の設定方法は端末メーカーやモデルによっても操作手順が異なります。各キャリアHPや個人ブログサイトでも詳しく紹介されていますのでご参考下さい。ご自身での解除設定が面倒な場合は、有料(3,000円程度)となりますが各ショップでも対応しています。

フィリピン キャリア

※SIM Lock解除の条件はキャリアや契約内容などにより異なります。詳しくは契約しているキャリアまでご確認下さい。SIM Lock解除による契約内容やプランの変更などの影響についても事前にキャリアへお問い合せ下さい。

■SIM Lock解除」設定のための条件例
・スマホ購入から100日目以降であること
・対象機種であること

②日本で「SIMフリー端末」を購入して持ち込む

いまやSIMフリー端末は家電量販店など、どこでもお手頃価格で購入できるようになりました。国内用と海外用でスマホを使い分けたい方にはベストチョイスです。

③フィリピンで「SIMフリー端末」を購入する

フィリピン国内で販売されるスマホはキャリアに関係なくSIMフリー端末になります。ご希望の価格帯で、お好みのメーカーのモデルをどこのショップからでも選ぶことが出来ます。人気メーカーの最新機種が7,000ペソ台(約14,000円)から購入できますので、日本帰国後の非常時や国内格安SIM用に気軽に2機目はいかがですか!?

フィリピン 携帯 メーカー

④フィリピンでGlobe/Smartの「モバイルWi-Fi」を購入する

フィリピン ポケットwifi globe
(GlobeのモバイルWi-Fi)

モバイルWi-FiにSIMを挿入して使用します。

【メリット】
・Wi-Fiにより1機で複数名をカバーできる。

【デメリット】
・内臓バッテリーの駆動時間に少々不安があるためモバイル充電器の常時携行が望ましい。
・機器本体にはディスプレイや操作ボタンがないため、SIMにLoadをチャージしたりネット用のプロモ登録などを行うためスマホ上での操作が必要になる。
(※販売しているキャリア直営店や携帯ショップなどでも使用開始までサポートしてくれます!)

モバイルWi-Fi本体価格が1,300ペソ程度(約2,600円)になりますが、それ以外の費用やネットプラン等のサービス内容はスマホ使用時と同じです。本体価格分を考慮しても、フィリピンに3日以上滞在される場合は日本から海外用ポケットWi-Fiをレンタルするよりリーズナブルなようです。

それでは、次回の「スマホのSIM登録方法(その3:SIMとLoadとPromo)」でSIMやLoadについてそれぞれ詳しく述べていきます。